Flutter 1.22 のアップデート内容メモ
Flutter 💙 1.22 stable release!
— Flutter (@FlutterDev) 2020年10月1日
🌟Support for iOS 14 and Android 11
🌟i18n and l10n support
🌟Google Maps
🌟WebView plugins
🌟New App Size tool, and more.
Thank you for your support -- we build Flutter for you,
Happy coding
Learn more → https://t.co/UA7EzSPhSd pic.twitter.com/aPiGgbYU16
iOS14対応
- defaultのテンプレートをiOS8.0のものからiOS9.0のものに変更
- iOS 14 固有のFontのレンダリングのクラッシュ問題を修正
- 物理デバイスへのデプロイの問題を修正
- ClipBoardへのアクセス時の通知ポリシー修正
- App Clipsを使うことが可能に
- 10MB未満の軽量バージョンのアプリをインストールなしに使える機能
- ドキュメント: Adding an iOS App Clip target - Flutter
- サンプル: samples/ios_app_clip at master · flutter/samples · GitHub
iOS14向けの開発を行う場合は詳しくはこちら
その他iOS向け
- iOSの新しい SF Symblosフォントをサポート
- cupertino_iconを1.0.0以上にすることで新しいアイコンが適用される
Android 11
2つの新機能のサポートあり
- notchやカットアウト、waterfallディスプレイに対応したinsetを公開
- MediaQueryやSafeAreaのAPIを使用することで対応可能
- ソフトウェアキーボードのアニメーションがなめらかに
Universe Button (Buttonの拡張)
今までButtonのカスタムをする場合は少しやりにくかったですが、Materialの仕様が拡張され、新しいスタイルのボタンを作ることが可能になった
FlatButton
-> TextButton
RaisedButton
-> ElevatedButton
OutlineButton
-> OutlinedButton
今までのButtonが使えなくなるわけではなく、新しいボタンとそれにあったスタイル定義をすることができるようにあった感じ?
PlatformViewの改善
Navigator 2.0
Design Docs: docs.google.com
解説記事なども上がってたので後でよむ
プレビューリリース
- Androidの状態復元機能
- スムーズなスクロールパフォーマンス
- 入力のディスプレイ周波数と表示のディスプレイ周波数が異なる場合でもパフォーマンスの低下を防ぐために、
resamplingEnabled
フラグを追加 - これをtrueにするとパフォーマンス低下を防ぎ、なめらかなスクロールを体験することができる(今後はデフォルトで設定されるようになる)
- 入力のディスプレイ周波数と表示のディスプレイ周波数が異なる場合でもパフォーマンスの低下を防ぐために、
開発ツール関連
- 新しいDart開発ツールの追加(https://medium.com/dartlang/announcing-dart-2-10-350823952bd5)
- アプリのサイズ解析ツールの追加
- buildコマンドに
--analyze-size
をつけると解析結果も表示される
- buildコマンドに